バイオインフォマティクスでゲノムワイド関連解析(GWAS)

バイオインフォマティクスを頑張っている方が、本ブログの内容を真似することで、自分のデータで解析ができる情報を提供することが目標です! 今はGATKの解説をメインテーマにしています。

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Rのおすすめ書籍

バイオインフォマティクスを独学で勉強している中で、「参考になる本が知りたい!誰か教えて!」と思うことが頻繁にあります。専門的な分野なので書籍自体の数も多くない上に、Amazonのレビュー数も少ないです。そこで、私が読んだ範囲内で参考図書の紹介をします。

これら以外に、読者の方で初心者・中級者向けのRの参考書で良書を知っている方がいれば、コメントで教えて下さると大変嬉しいです。新しく読んだ本の情報を随時更新していきます

注意事項: みなさまの研究に必要としているものと、私が欲している情報が完全に一致することはないと思います。従って、おすすめ度は現時点の私が感じた評価です。


Twitterで記事の更新をお知らせしているので、興味を持たれた方は是非フォローをお願いします。

全くの初心者向け

Rをはじめよう 生命科学のためのRStudio入門 (羊土社 2019年)
おすすめ度 ★★★★☆
本当は星5つけたいのですが、読んだ本の数が少なすぎるため保留しています。

この本は正にタイトルの通り、生物・医学のWet研究者で、これまでデータの解析にはExcelやコマーシャルなGUIの解析ソフトを使っていたけど、 なんとか独学でRを使えるようにこれからなりたい!という方にぶっ刺さります。つまり、二年前の私にぶっ刺さりました。 実際にこの本で勉強した内容だけでも、論文に投稿できる図を作成することができました。

Rの基礎から、演習データを使ったグラフの作成方法、2群間・多群間の統計解析を一通り習得することができます。 これからRを取り入れたい方、研究室に配属されたばかりの学生さんに大変おすすめします。
データの解釈についても、字数を割いて丁寧に説明されているのもGoodでした。見た目も綺麗で読みやすいレイアウトです。
ただし、難しい内容が記載された書籍ではありませんので、中級者以上の方には物足りないと思います。

バイオインフォマティクスのおすすめ書籍紹介

eupatho-bioinfomatics.hatenablog.com

今後紹介したい本

Rとグラフで実感する生命科学のための統計入門
演習で学ぶ生命科学
カエル教える生物統計コンサルテーション
実験でつかうとこどだけ生物統計2 キホンのホン
Rによるやさしい統計学

中級者以上 Rによる多変量解析入門 データ分析の実践と理論